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水彩色鉛筆の使い方:ステップごとの解説

2026年10月27日
水彩色鉛筆とは何か。乾いたまま、水を使う方法、向いている紙、初心者向けの五つのテクニック、印刷した塗り絵での使い方を紹介します。
水彩色鉛筆の使い方:ステップごとの解説
水彩色鉛筆
水彩色鉛筆 使い方
水彩色鉛筆 初心者
水溶性色鉛筆
水彩色鉛筆 テクニック

水彩色鉛筆は、見た目も手触りも普通の色鉛筆と同じです。ですが、色は水に溶けます。乾いた状態でくっきりした線を描いたあと、湿った筆でなぞると、色が水彩絵の具のようなやわらかいにじみに変わります。鉛筆の操作性と、絵の具のような滑らかなぼかしを両立できるので、塗り絵では普通の色鉛筆から一歩進んだ画材です。

水彩色鉛筆と色鉛筆の違い

普通の色鉛筆水彩色鉛筆
芯ワックス系かオイル系水溶性
乾いた状態での使用できるできる
水を使ったとき変化なし色がにじみ、絵の具のように混ざる
向いている紙ほとんどの紙水を受け止められる厚い紙
仕上がりテクスチャーがあり、重ねて描く滑らかなにじみ、やわらかい輪郭

両方を組み合わせることもできます。背景ややわらかい部分は水彩色鉛筆で、紙が乾いたあとに細部は普通の色鉛筆を重ねます。

必要なもの

  • 水彩色鉛筆のセット(まずは12色でも十分です)
  • やわらかい丸筆(または水タンク付きの水筆)
  • きれいな水を入れたカップと、ペーパータオル
  • 水に耐えられる紙(下を参照)

紙の選び方

普通のプリンター用紙は、濡れるとしわになり、破れます。水彩色鉛筆には次の紙が向いています。

  • 水彩紙かマルチメディア用紙が最適です。
  • 厚手のカード紙なら、薄い色のにじみに対応できます。
  • 塗り絵を印刷する場合は、プリンターに入るカード紙かマルチメディア用紙に印刷してください。紙の選び方は塗り絵の印刷方法で説明しています。

薄い紙では、にじみを薄くし、重ねる前に各層を乾かしてください。

水彩色鉛筆の使い方:ステップごと

  1. 色を付けたいところに、軽く色を塗る。 少し白い紙を残しておくと、水で色が広がるのを見越せます。
  2. 筆を水につけ、ペーパータオルで押さえる。 滴らない程度に湿らせます。
  3. 鉛筆で塗った部分を、やさしくなでるように筆でなぞる。 色が溶けて広がります。
  4. 別の色に移る前に、筆を洗う。
  5. 完全に乾かす。
  6. 乾いた鉛筆で細部を加える。 輪郭、質感、影などです。

初心者向けの五つのテクニック

1. 乾いた状態から濡らす。 乾いた状態で色を塗り、そのあと水を加えます(上の基本の方法)。

2. 紙を濡らしてから描く。 まず紙にきれいな水を塗り、その上から鉛筆で描きます。線が太くぼやけて出るので、空や花にぴったりです。

3. 芯の先から筆で。 筆を濡らして鉛筆の先にこすりつけ、水彩絵の具のように筆で塗ります。小さな部分に向いています。

4. 二色のブレンド。 片側に黄、反対側に青を塗り、真ん中で重ねます。そのあと明るい色から暗い色へ筆でなぞります。間に滑らかな緑のブレンドができます(緑の作り方を参照)。

5. 乾いた後の細部。 にじみが乾いたあと、乾いた鉛筆で、くっきりした線、毛並み、花びらの筋を描きます。

塗り絵のためのコツ

  • 小さな区画ごとに塗る。 特に線が近い部分では、色が輪郭からはみ出さないように。
  • 線の近くでは水を少なくする。 ほとんど湿っていない程度の筆の方が、コントロールしやすいです。
  • にじませる大きな空白のあるページを選ぶ。 花の塗り絵や夏の塗り絵は、始めるのに向いています。
  • まず練習用の紙で試す。 色が濡れるとどのくらい濃くなるかを確かめてください。濃くなりすぎる色もあります。
  • 紙が丸まったら、本の下で平らに乾かす。

よくある失敗

  • 水を入れすぎる。 水たまりができたり、薄い紙が破れたりします。
  • 筆を洗わない。 色が濁ります。
  • 乾いた状態で強く押しすぎる。 鉛筆の線が完全には溶けず、跡が残ります。
  • まだ濡れている部分に水を足す。 ブルームと呼ばれる、まだら模様の原因になります。

水彩色鉛筆は子どもに向いている?

大人の見守りがあれば、向いています。絵の具より汚れにくく、子どもは色が水で「魔法のように」広がるのを楽しみます。水の量を調節しやすい水筆から始めるとよいでしょう。

ほかの道具については、塗り絵におすすめのマーカーと色鉛筆で色を塗る方法をご覧ください。