自分の写真から作る塗り絵は、とびきり心のこもった手作りの贈り物にも、遊びにもなります。家族の愛犬のポートレート、誕生日の主役の写真、去年の夏の海でのスナップ。うれしいことに、絵が得意でなくても作れます。写真を塗り絵にする方法を、いちばん手早いものから、いちばん手作り感のあるものまで4つ紹介します。
良い塗り絵とは?
始める前に、目指すものを知っておくと役に立ちます。印刷して使う塗り絵には、次の条件が必要です。
- くっきりした閉じた輪郭線。塗る場所がはっきりします。
- グレーの陰影がないこと。陰影は印刷するとくすんで見え、上から塗りにくくなります。
- クレヨンやマーカーで塗れる太さの線。とくに小さな子ども向けには大切です。
- たっぷりの白いスペース。小さな形が何百もあるようなものは避けます。
だから、白黒写真をそのまま印刷するだけではうまくいきません。写真を線画に変える必要があります。
方法1:写真を塗り絵に変換するAIツールを使う(いちばん速い)
AIの変換ツールなら、作業をすべて任せられます。大事な輪郭を見つけ、陰影やごちゃごちゃした背景を取り除き、きれいな輪郭線に仕上げてくれます。
- 写真を塗り絵に変換を開きます。
- 写真をアップロードします。
- スタイルを選びます。太い線で小さな子ども向けならシンプル、大きい子や大人向けなら細かいを選びましょう。
- 変換ボタンをクリックし、できあがりをPNGか印刷用のPDFでダウンロードします。
向いているのは:ポートレートやペットの写真、そして1分以内に良い仕上がりがほしい人。
方法2:無料の写真編集ソフト(GIMP)を使う
GIMPは、Windows、Mac、Linuxで使える無料の画像編集ソフトです。線画風の効果をつくるフィルターが標準で入っています。
- GIMPで写真を開きます。
- 色 → 脱色 → 脱色を選んで、白黒にします。
- フィルター → 芸術的効果 → フォトコピーを開きます。主な輪郭がはっきりして陰影が消えるまで、スライダーを調整します。「黒の割合」を下げると、暗い陰影がさらに消えます。
- 色 → しきい値を開き、スライダーを動かして、残ったグレーを真っ黒か真っ白に変えます。
- 消しゴムで余分な点を消してから、PNGでエクスポートします。
向いているのは:設定を細かく調整するのが好きで、数分の手直しが苦にならない人。
方法3:Photoshopを使う
Photoshopがあるなら、この定番テクニックで鉛筆スケッチ風の効果をつくり、そこから線画に整えられます。
- 写真を開き、イメージ → 色調補正 → 彩度を下げるを選びます。
- レイヤーを複製します(Ctrl/Cmd + J)。
- 複製したレイヤーの階調を反転します(Ctrl/Cmd + I)。
- 複製したレイヤーの描画モードを覆い焼きカラーにします。画像はほぼ真っ白になります。
- 「フィルター → ぼかし → ぼかし(ガウス)」を開き、輪郭が現れるまで半径を大きくします。
- レイヤーを結合してから、イメージ → 色調補正 → 2階調化を使って、スケッチをくっきりした黒い線に変えます。
手早く仕上げたいなら、フィルター → 表現手法 → 輪郭検出のあとに2階調化をかける方法もありますが、たいてい質感を多めに拾ってしまいます。
向いているのは:すでにPhotoshopを使っていて、細部まで自分でコントロールしたいデザイナー。
方法4:手でなぞる
昔ながらの方法はいまでもきれいに仕上がりますし、子どもと一緒に楽しめる遊びにもなります。
- 塗り絵にしたい大きさで写真を印刷します。
- 明るい窓にテープで貼り(またはライトボックスを使い)、その上に白い紙をテープで重ねます。
- 鉛筆で主な輪郭をなぞります。影、細かい部分、背景のほとんどは省きます。
- 鉛筆の線を、黒のマーカーか細字のペンでなぞります。
- 鉛筆のあとを消してから、スキャンするかコピーを取ります。
向いているのは:手作りならではの温かみを出したいときや、絵を描くのが好きな子ども。
きれいに仕上げるコツ
- はっきりした写真を選ぶ。主役がひとつで、明るく、ピントが合っている写真が、いちばんきれいな線になります。
- 思い切ってトリミングする。被写体が画面いっぱいになるようにします。顔やペットは、画像の大部分を占めているときがいちばんきれいです。
- 背景をシンプルにする。ごちゃごちゃした背景は、わかりにくい小さな形だらけになります。先に背景を消すかぼかす、またはトリミングで切り取りましょう。
- 年齢に合った細かさにする。幼児には大きな形を少しだけ。大人は質感や細部が多いほうが楽しめます。
- 合った紙に印刷する。クレヨンと色鉛筆なら、ふつうのコピー用紙で十分です。マーカーや絵の具には厚紙を使いましょう。
写真の塗り絵の楽しい使い道
- 誕生日の主役が登場する、誕生日パーティーの遊び
- 祖父母に贈るオリジナル塗り絵ブック
- 塗って額に入れるペットのポートレート
- 遠足やクラス行事の写真から作る教室用の塗り絵
- 結婚式やベビーシャワーのアクティビティシート
- 家族みんなで塗る季節のあいさつカード
できあがった塗り絵を探しているなら、当サイトの無料の塗り絵をご覧いただくか、AI塗り絵ジェネレーターに好きなアイデアを文章で伝えてみてください。
よくある質問
写真を無料で塗り絵にできますか?
はい。GIMPのような無料の編集ソフトを使うか、写真を手でなぞれば無料でできます。AIの変換ツールのほうが速く、たいていきれいな線になります。当サイトのツールは、新規アカウントに無料クレジットが付くので試せます。
どんな写真が向いていますか?
主役がひとつはっきり写っていて、明るく、背景がシンプルなアップの写真です。ポートレートやペットの写真はとくにうまくいきます。
線を太くするには?
編集ソフトでは、「最小値」や「収縮」タイプのフィルターを使うか、太いブラシで線をなぞれば太くできます。AIの変換ツールでは、よりシンプルなスタイルを選ぶと、輪郭線が太くなります。
何枚かの写真を塗り絵ブックにできますか?
はい。写真を1枚ずつ変換してから、1つのPDFにまとめて印刷します。まとめ方ととじ方は、塗り絵ブックの作り方のガイドで説明しています。
インターネットで見つけた写真を使ってもいいですか?
自分で撮った写真か、使う許可を得ている写真を使うのがいちばんです。ネットで見つかる写真は、たいていほかの誰かのものです。



